第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンは、若いころ「正直者エイブ」と呼ばれていたそうです。
その理由となったお話しが…
『商店で働いていた彼が、店主に代わって売り上げ計算をしていたとき、6セント半多いことに気づきます。
思い返すと、布地を買った女性におつりを少なく渡したことが原因でした。
リンカーンは寒い夜道を2時間歩いて、女性の家までお釣りを返しにいったといいます。』
正直者という何物にも代えがたい評価を得たのです。
後のリンカーンが多くの人から慕われ、信頼された理由がよくわかるエピソードです。
ゆるぎない信頼を得るのは、何事もおろそかにしない誠実さですね。